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慶應義塾大学商学部の佐藤和教授が、慶應義塾大学出版会より、 「日本型企業文化論-水平的集団主義の理論と実証-」を上梓いたしました。

2009年05月07日

慶應義塾大学の佐藤和教授が、慶應義塾大学出版会より「日本型企業文化論-水平的集団主義の理論と実証-」を上梓されました。
佐藤教授には、エフエム・ソリューションが調査・研究しております「オフィスコミュニケーション分析」のご指導をいただいています。

「日本型企業文化論-水平的集団主義の理論と実証-」

「日本型企業文化論-水平的集団主義の理論と実証-」

「はしがき」より
本書は日本企業における組織文化を実証的に明らかにしようという試みである。いわゆる日本的経営論が盛んに言われていたのは1980年代であり、また企業文化論がブームになったのもその時期である。それではなぜ21世紀の今、「日本型」であり「企業文化」なのであろうか。それは欧米的経営手法を無批判に導入することに対する反省であり、日本における経営組織の特徴の再確認である。特にバブル崩壊以降、企業不祥事も相次ぎ、なかなか業績の回復ができない従来型の日本型経営に対する反発が起こり、欧米的な経営手法の導入がいっそう盛んになった。その中で日本型の経営組織の特徴が十分議論されないまま欧米的な姿になることが企業変革の目的となる傾向が見られた。それでは本当に欧米的なスタイルが日本にも定着するのだろうか。それに答えるためには日本の企業が持つ組織が欧米のものと同じになるのか、ということを確かめなければならない。そこで日本企業組織の持つ特徴としての組織文化、すなわち日本型企業文化というものを理論的、実証的に研究し、従来の日本型経営の変わるところ、変わらないところを明らかにしてみたい、というのが本書の出発点である。

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