吉田精工 株式会社 様

改装プロジェクト(本社・第一工場ラウンジ)

歯科用ユニットの実機展示があるショールーム

落ち着きと高級感のある応接会議室

明るく開放的なエントランス

来客対応動線を重視した1F レイアウト

固定自席・ABWスペースを備えた機能的な設計フロア

自社製の歯科用ユニットを使用した休憩スペース

PROJECT DATA

コンサルティング期間
2023年2月〜2023年9月
オフィス対象面積  
約1,160㎡
オフィス対象人員  
約120名
支援内容      
本社改装に伴うプロジェクトマネジメント業務

INTRODUCTION

プロジェクト概要

今年(2023年)創業55年を迎えられる吉田精工様は、「歯科機械のヨシダ」として国内のみならず海外でも評価を頂いているヨシダグループの中で歯科医療機器の専門製造メーカーとして歯科医療の現場で貢献をされてきた企業です。企画・設計から製造・出荷まで自社敷地内でおこなうことで、ユーザーのこだわりや想いを色濃く反映することができる「確かなモノづくり」で、人々の健康と笑顔のために挑戦を続けられています。

今回のプロジェクトは、単なるオフィスリニューアルではなく「オフィス改革」と位置付けて、「自分たちの理想とする働き方、ワークスペースの構築実現」のためにみんなが意見を出し合い、自分ごととして考えるオフィス検討を行いました。

本プロジェクトでは、業務を継続しながら本社内で居ながらにして改装を行うプロジェクトマネジメント業務を担当させて頂きました。

行きたくなる・製造開発の一体感・モノづくりにふさわしい働く場所を構築する

製造・開発など仕事を共にする仲間が最高のパフォーマンスを発揮するための場所、社員同士のコミュニケーションが自然と生まれてチーム力が高まるような空間構築を目指しました。

フロア毎に違う業務特性に応じた理想の働き方に相応しい場をワークショップにて意見出しを行い、ABWスペースに反映し、生産性の高い快適なワークスペースを実現しました。また、内装のテーマカラーを決めたり、オフィス什器の選定もワークショップメンバー主導で実施しています。第一工場内の一部エリアを改修して構築したラウンジは、人が集まれる仕掛けづくりやチームの一体感が得られるような工夫を考えました。建物の特徴を活かした内装改修や照明配色に配慮し、リラックスできる空間を実現しました。

業務の継続性を考慮した改修計画

業務を止めずに居ながらにして改修を行うため、各改修フェーズ毎に継続的に使用できる「仮移転スペース」を設けることで仮移転負荷の最小限化や原状復旧手間の軽減をしています。エントランスホールや内階段の内装改修は業務繁忙期を避け、出社率なども考慮しながら段階的に行っています。